揚羽が東北に向かう前日、浅葱が揚羽に「僕にはこの世でただ1人、父も母も同じ兄弟がいるはず」と打ち明けます。
そこへナギが浅葱を呼びにきます。「ナギは苦手だよ」という浅葱は何だか楽しそうです。
揚羽は朱雀の本船に残していく千手姫に声をかけます。
敵船に連れてこられて落ち込んだ様子の千手姫に、「すべての人間が対等に平和に暮らせる時代が来る。四道の子どもにはきっとわかるはず。」と思いを託します。
そして揚羽はそんな世の中にするために、そろそろ本気になることを、ひそかに決意するのでした。
コミッ11巻に収録。
<Famiのコメント>
国王に生死のわからない息子がいると話しているところに、ナギを登場させていて、ナギの出生をにおわすお話です。
このお話のタイトルが「幕の内」というのはなぜなのでしょう?
蒼の王である浅葱が敵陣のタタラ軍の中にいる、といった意味と、千手姫が仇の保護の下にいるという意味での「幕の内」なのかしら。意味深なタイトルです。